鉄道模型のテクニック ジオラマ

鉄道模型をできるだけ魅力的に見せるためには、まずジオラマを作ることが重要になります。景色を入れることで、車両自体の魅力が何倍にもなるでしょう。また、模型を走らせること自体が楽しくなる可能性が高いです。

ですが、ジオラマを作ったからといって、必ずしもメリットばかりだけではありません。ジオラマを作ったときにいくつか問題点があり、それを解決していくことが重要になります。より本物に近づけるためには、まずカーブが気になるところです。鉄道模型の場合、部屋に十分な広さがないと急カーブになってしまう傾向があり、そこで1つ臨場感が失われます。この場合にはトンネルを作り、カーブの部分を目立たせないようにすることが大事です。山を作らなくても、大きな樹をレールの周りに配置させれば、カーブが見えなくなるでしょう。

もう一つ鉄道模型をリアルに見せるためのテクニックはカントをつけることです。カントは実際の路線でつけられていますが、模型でカントをつけている人はあまりいません。カントのつけ方は、1ミリのベニヤ板を購入して、レールの下に何枚か重ねて埋め込みます。レールを必ず釘で打つようにしましょう。ただ、実際に走行させてみて列車が横転するようであれば角度をつけすぎですので、ベニヤ板を1つ外すなどの工夫が必要です。