鉄道模型のテクニック スミ入れ

スミ入れ

プラモデルや模型はそのまま塗装して完成としても良いのですが、より立体感を出すテクニックとしてスミ入れ塗装があり、そうすることでリアリティーも増して見た目にも迫力が出ます。

そんなスミ入れは鉄道模型に対しても最適なテクニックであり、鉄道模型の凹凸のあるすじ彫り部分などに施すことが一般的です。その方法としては、基本的にブラックの塗料を面相筆などの細い筆で塗るといったケースが多いですが、塗料に関してはただのブラックのみでも問題ありませんが、より車体にマッチするように他のカラーの塗料を混ぜ合わせ、少し明るめにするなどの工夫を施しても良いでしょう。また塗料の伸び具合や失敗した際に拭き取ることを考慮するとエナメル系の塗料がオススメで、使用する際にはそれを溶剤で少し薄めてから使用しましょう。

ちなみに先に塗装が済んでいる車体にスミ入れをする場合は、ラッカーで塗装してから実施すると、汚す心配もないので安心です。そしてすじ彫り部分に塗料が流れたら、あとははみ出た部分を拭き取る作業を実施します。その際に使用すると便利なのが綿棒で、綿棒ならば細かい部分も拭き取ることが可能ですが、拭き取り箇所が広範囲に及ぶ場合には、綿棒でなくティッシュペーパーで全体的に拭き取り、細かい部分を綿棒でフォローするといった方法が便利です。

MENU